J2ビザ アメリカ労働許可証(EAD)申請の完全手順 2026最新版|必要書類・カバーレターの書き方まで解説

この記事ではJ2ビザ保持者がEADを申請する際の必要書類・各フォームの記入ポイント・カバーレターの書き方・郵送先まで、申請手順を一通り解説します。

EADとは何か・なぜJ2ビザでは就労にEADが必要なのか・取得条件については前の記事で詳しく解説しています。

▷【J2ビザでアメリカに来たら就労できない?EADが必要な理由と取得条件を解説】はこちら

申請手順だけ知りたい方はこのままお読みください。

目次

申請の全体像

まずはEAD申請の流れをざっくり把握しておきましょう。

STEP 1 :必要書類を揃える
STEP 2 :I-765(申請フォーム)に記入する
STEP 3 :カバーレターを作成する
STEP 4 :全書類をまとめてUSCIS Lockboxに郵送する
STEP 5 :受領通知(Form I-797)を受け取る
STEP 6 :バイオメトリクス(生体認証)の予約通知を待つ・出向く
STEP 7 :EADカード到着

必要書類チェックリスト

申請に必要な書類は以下の通りです。郵送前に必ずコピーを取っておきましょう。

 書類補足
1Form I-765(申請フォーム)USCIS公式サイトからダウンロード・記入
2Form G-1145(任意)申請受理をメール・SMS通知してもらうためのフォーム
3Form G-1450(支払い用)クレジットカード・デビットカード払いの場合に使用
4カバーレター自分で作成(後述)
5申請者(J-2)のパスポートとビザのコピー顔写真ページ・ビザページ
6申請者(J-2)のDS-2019のコピー全ページ
7申請者(J-2)のI-94のコピーCBPのサイトから最新のものを取得
8J-1配偶者のパスポート・ビザ・DS-2019のコピー5〜7のJ2の分と同様に
9婚姻証明書とその英訳英語以外の場合は英訳+翻訳者による証明が必要
こちらのサイトからオンラインで取得可能
10以前に発行されたEADのコピー(更新の場合)表裏両面

写真について(2025年12月以降の重要な変更点)

2025年12月12日以降、USCISの写真ポリシーが大きく変わりました。

以前は申請書類に証明写真2枚を同封するのが標準でしたが、現在は自己提出の写真は原則として使用されなくなり、代わりに申請後にUSCIS公式のバイオメトリクス予約通知(ASCアポイントメント)が届き、指定された施設(Application Support Center)に出向いて写真撮影・生体認証を行う流れになっています。

私自身は2025年12月に申請した際はFedExで証明写真を撮影して同封しましたが、その後2026年3月下旬にASCへ出向いて改めて写真撮影をしています。この変更はちょうど申請のタイミングと重なっていたようです。

現時点では写真2枚を同封しつつ、後日ASCの通知が届いたら従うという対応が安全です。
申請時点での最新情報は必ずUSCIS公式サイトで確認してください。


Form I-765の記入ポイント

USCIS公式サイトのI-765ダウンロードページ

フォーム全体の記入は画像内に補足していきます。また、公式の記入手順書にも詳しく書いています。

以下ではJ-2申請特有のポイントだけ追加で説明しています。

カテゴリーコード:(c)(5)

J2ビザ保持者のカテゴリーコードは (c)(5) です。フォームの該当欄に必ず記入してください。
ここを間違えると申請自体が受理されない可能性があります。

I-765フォームのカテゴリーコード記入欄

SSN同時申請

フォーム内にSSN(ソーシャルセキュリティナンバー)の同時申請ができるチェック欄があります。
EAD承認後に別途SSAオフィスに出向く手間が省けるので、必ずチェックを入れることを強くおすすめします。

I-765フォームのSSN申請チェック欄


カバーレターの書き方

カバーレターは「J-2の収入をJ-1の生活費に使わない」ことをUSCISに示すための重要な書類です。
以下を参考にWordなどで作成し、PDFで保存→印刷して提出してください。


Name: [your name / 自身の名前]
Date of Birth: [MM/DD/YYYY / 例:02/11/2000]
J-2 SEVIS ID Number: [Nから始まる番号 ※DS-2019に記載]
Address: [現住所]
Requested end date of EAD card: [希望する有効期限(DS-2019の有効期限を記述)]

To Whom It May Concern:

I am writing to apply for J-2 work authorization as the dependent 
spouse of [夫の名前] (Date of Birth: [夫の生年月日], 
SEVIS ID # [夫のSEVIS ID番号 / DS-2019に記載]).

My husband is currently a [夫の肩書き / 例:Visiting Research Scholar] 
in J-1 status at [夫の勤務先・部署]. His annual salary is 
$[DS-2019記載の金額], which is sufficient to cover our family's 
living expenses.

The purpose of this application is to allow me to work in order 
to acquire new professional techniques and skills, as well as to 
experience American culture and enhance my career. I confirm that 
any income derived from my employment will not be used to support 
my J-1 spouse, but rather for my own professional development 
and personal expenses.

Thank you for your time and consideration.

Enclosed, please find my application along with the following documents:
- Form I-765
- Form G-1145
- Form G-1450 (Filing Fee)
- Copy of applicant's (J-2) Passport and Visa
- Copy of applicant's (J-2) DS-2019
- Copy of applicant's (J-2) I-94
- Copy of J-1 spouse's Passport, Visa, and DS-2019
- Copy of Marriage Certificate and its English translation

Sincerely,

[青いペンで手書きサイン]
[名前]
Telephone: +1 (xxx) xxx-xxxx
Email: xxxx@gmail.com

各項目の解説

  • SEVIS ID Number:DS-2019に記載されているNから始まる番号。J-1・J-2それぞれ異なります
  • Annual salary:DS-2019に記載されている夫の給与額をそのまま記載
  • Requested end date:J-1のDS-2019終了日に合わせるのが一般的
  • 同封書類リスト:実際に同封する書類と一致させること。更新の場合は旧EADのコピーも追加

サインは必ず青ペンで書きましょう!!


申請費用と支払い方法

申請費用は$520(2026年4月時点)です。

2025年10月28日以降、個人小切手・マネーオーダーによる支払いは廃止されています。
支払い方法は以下の2種類です。

  • Form G-1450(クレジットカード・デビットカード):用紙をダウンロード・印刷してカード情報を記入し同封
  • Form G-1650(ACH / 銀行口座からの引き落とし):ただし米国内の銀行口座が必要

私はG-1450を使いました。印刷して記入して同封するだけなので簡単です。


郵送先について

郵送先(USCIS Lockbox)は居住している州によって異なります
必ず以下の公式サイトで自分の州の住所を確認してから送付してください。

📎 USCIS I-765 Filing Addresses(公式)

(c)(5)カテゴリーは「Foreign Students」セクションにあります。

USPSで送るかFedEx・UPSなどのクーリエで送るかによっても住所が異なるので注意してください。
追跡番号が取れる方法で送ることを強くおすすめします。

私はFedExで送ったよ。
証明写真も撮りたい旨を伝えたら全部やってくれた!


申請後の流れ

郵送後は受領通知→バイオメトリクス予約→EADカード到着…という流れになります。
詳細な期間やUSCISとのやり取りの実録は次の記事で解説します。

申請中は住所変更には注意してください。
USCISからの郵便物は転送されないため、引っ越しの予定がある場合はUSCISへの住所変更連絡が必要です。


まとめ

  • 申請はJ2ステータスでアメリカ国内にいる間に郵送で行う
  • カテゴリーコードは (c)(5)、SSN同時申請のチェックを忘れずに
  • カバーレターの青ペンでのサインも忘れずに
  • 支払いはG-1450(クレカ)またはG-1650(銀行口座)のみ
  • 郵送先は州によって異なるので公式サイトで必ず確認
  • 申請後はASCでのバイオメトリクス対応が必要な場合がある
  • 処理期間は2〜5ヶ月。住所変更には即対応

次の記事では実際にかかった期間・やり取りの詳細
そして実は私は予想よりもかなり早く承認されたのですが
なぜ予想より早く承認されたか…の考察を書いていきます。

⚠️ 本記事は筆者の個人的な体験・調査に基づく記録です。手続き内容や条件はご自身の状況により異なる場合があります。ビザ・法律制度は変更されることがあるため、最新情報は必ず公式機関や専門家にご確認ください。

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この記事を書いた人

2025年よりアメリカ ペンシルベニア州で夫と2人暮らししています。
いわゆるアメリカ駐妻だがキラキラした生活とは程遠い等身大のアメリカ生活発信中。
旅行・推し活・ゴルフなど多趣味。
MBTIはENTJとESFPをうろちょろしてますw

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